11月も終わります。。

りんごうさぎ

2013年11月30日 01:24

11月も終わり、今年もあと1カ月を残すのみとなりました。


まさしく 「真っ赤だな~♪」に紅葉した校庭の膝下くらいの高さの木。 紅い色が鮮やかです。


今年の出店が終了し、委託販売させてもらっていた「南草津フェリエ保険サロン」さん、瀬田橋本商店街「大橋屋」さんの作品も回収してきました。

いったんいろいろ整理して、来年新年から装いも新たに手作り活動を再開しようと思います。


そんな訳で今週は制作活動を休んで、仕事であちこち行きました。


金曜日にお手伝いしていた学習発表会が無事終了。 大津市民会館で思いっきり舞台発表している子供たちの姿は、輝いていました。3年間舞台そでや客席から、そっと応援していましたが、いい経験させてもらった3年でした。


その練習に和邇文化会館にも通いました。


久しぶりに湖西線に乗って。



JR湖西線 和邇駅。



ホームからの眺めは一方は山並み、反対側は琵琶湖を望む自然いっぱいの景色がサイコーでした。



おもしろ看板!?  

和邇の平和堂の看板は、ワニくんと輪が二つで「わに」。 遊び心がある看板ですね(笑)。


電車を降りたら徒歩で唐橋を渡って帰ります。



唐橋中の島にあるオオイチョウの数日前の姿。

いまは、



ほとんど散りました。 関西でも初雪があったり、すっかり冬ですね。



突然ですが 「ウーリー・シンキング」ってご存知ですか?

私、はじめて知った言葉でした。


「ウーリー・シンキング」 とは、いくつかの命題をたててそれぞれが関係していることを主張し、お互いが同意すれば自分チームの毛糸を巻きつけて帰ってくる。
それぞれの毛糸の色が違うので、きれいなクモの巣状の世界が完成します。


学校に講師の方を招きいくつかの特別授業が実地され、その一つが「ウーリー・シンキング」でした。

生徒たちは二人一組のペアになり、話し役と聞き役になり、聞き役はサークル状に丸く並べた椅子に毛糸を持って座ります。一方話し役の生徒は聞き手の後ろで待機。

ペアにはお題が一つ、今世界で起こっている様々な問題を担当します。


お題は 「戦争」・「環境・・森林伐採や飲料水問題」・「宗教」・「人権・人種差別」・「異文化」・「食糧問題」など20個ほどの問題から、ペアが1つ問題を選んで担当し準備完了です。


お題の中で「あの問題について話し合いたい」と思うところへ、聞き手役が持った毛糸先を話し手役が持って行き、意見が同意すれば相手に毛糸をぐるっと巻いて、また新たなお題のところに話し手は進む・・、こんな風に20人ほどの毛糸があっちこっちで絡まって行きます。




あっという間にクモの巣状の世界が、サークル中心できています。


問題交渉の時間が終了したころは、見事な糸の絡まり状態。


ここで講師さんが、 「それでは絡まった糸を元通りにひも解いていきましょう」とコール。

すかさず生徒たちからは、 「えぇーーー」の声。


そこから絡まった毛糸を解く作業が、地道に少しずつ始まりました。 結構な時間を要し解けるのが早い子ゆっくりな子もいたり・・、最後2ペアが尋常じゃない毛糸の絡まりと戦っていました。



講師さんの言葉は、世界各国で起こっているいろいろな問題は、1対1で関わることはまずなく複数の問題どうしが絡まっている。できるところから解決していくことが大事。

問題がこじれるのはあっという間だけど、こじれて絡まった問題(毛糸の糸)をほぐして解いていくことは、物凄く手間と時間が必要なのだよの結びがありました。


目の前の絡まった毛糸を見、解く作業で苦労した生徒たちは、国際問題の大変さをしっかり体感できたようです。



まだまだ、考えることはたくさんあります。



ラストはゆるぅ~~く、







日向ぼっこまるさんです!










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